FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
J-019
テーブルトップ型ロボットに対する人の興味の誘起
小山泰生・西條涼平・安藤敏彦(仙台高専)
我々のグループでは人工物演劇プロジェクトとして,人とロボットなどの人工物との社会的共存のための要件を調べている.本研究では,日常生活での人とロボットの共存を調べるため,家庭電気製品であるポットを模したテーブルトップ型ロボットを開発し,人がロボットに興味を向ける要件について調べている.ロボットが人の興味を引くためには,人がロボットと自分の動作に関連性を感じる必要がある.本稿では,人の興味を引くために,ロボットが人に対して向ける角度の効果について検討を行った.これにより,人にロボットが見ていると認識させることで,興味を引く効果が変化することを検証した.