FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
I-026
ドロネー四面体分割を用いた三次元点群からの凸物体の形状復元
鉢呂隆太朗・阿部真之・森 博志・外山 史・東海林健二(宇都宮大)
本研究の目的は三次元点群からの形状復元、そしてその形状の三次元点群情報における簡単化を行うことである。本研究において三次元点群からの形状を復元するため、実物の凸物体を3Dスキャナによりスキャンした。凸物体の形状として、正多面体、四角錐、三角柱、直方体を使用した。そして取得した三次元点群情報に対し、四面体分割を適用し、すべての面が他の四面体の面と共有している特殊な四面体Tet0とその外接球に対する複数の接平面との交点を復元点とし、その交点に対し凸包を生成することで形状を復元した。結果としてTet0のみを用いて凸物体の形状を復元することを確認した。