FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
I-015
ニューラルネットワークを利用する顔画像からの似顔絵自動生成の検討 -主観評価に基づく比較検討-
郭  帥・榎本 誠・川村春美・大谷 淳(早大)
筆者らは顔画像からニューラルネットワークを用いて自動的に似顔絵を生成する方法を検討しているが,顔全体の輪郭を学習していたため,本人の顔写真との主観的類似性が必ずしも高くなかった. また,目の類似性も低かった.そこで本稿では顔の輪郭を上顎と下顎に分けて学習するとともに,目の形状の学習についても,イラストレータの特徴抽出および描写手法をより反映する方法を提案する.これらの方法を用いて生成された似顔絵は従来方法より主観的類似性の高いことを示唆する結果を得た.