FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
I-008
超解像手法を利用した画像認識の改善
村上隆昭・竹内泰斗・後藤富朗・平野 智・桜井 優(名工大)
画像認識において、特徴量は画像の中から顔や人などの特定の物体を認識するために重要な要素の1つである。特徴量は学習手法と密接な関係があり、新たな学習手法の提案に伴い、学習手法を有効に活用する特徴量が提案されている。そこで本稿では、あらかじめ設定した特定の物体を検出する手法を提案する。しかし現在この技術は、周囲の状況変化で認識精度が低下してしまうという問題点がある。その解決策として、認識対象の画像を明るさや角度など様々な状況を想定することに加えて、超解像手法を利用して低解像度画像から高解像度画像を生成することで、認識精度の向上を図った。