FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
I-006
DCT成分解析等を用いたJPEG画像の総合的改ざん検出ツールの開発
多谷邦彦(京都府警)・竹田直人(関西大/扶桑プレシジョン)・宿院康昭(扶桑プレシジョン)・小林 正(京都府警)・川島成平(阪産大)・尾崎吉明(京都府警)
本研究は、DCT成分解析等によって、JPEG画像の一部に施された改ざんを検出し、改ざん場所を特定するツールの開発を提案するものである。画像改ざん手法は多種多様であるため、一つの検出手法のみでは検出漏れの可能性がある。そこで、改ざん検出に有効なDCT成分解析と共に、下位ビット解析、W-JPEG解析、エッジ解析等を取り入れ、改ざんの有無を総合的に判断することを目的としている。