FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
I-003
人工物モーションエディタの開発
西條涼平・小山泰生・安藤敏彦(仙台高専)
著者らは人工物演劇プロジェクトとして,人とロボットやエージェントなどの人工物との社会的共存のための要件を調べている.本研究では,Kinectのモーションキャプチャにより取得した人の動作を編集して,プロジェクトで用いる人工物の動作生成に利用するためにモーションエディタのプロトタイプを開発した.これにより,細かい作業が多く,手間のかかる作業であった動作作成の負荷が軽減した.このモーションエディタではUnityを利用し画面上の3DCGモデルを操作して,動作時間の拡大,短縮や関節の位置変更などの編集を可能とした.また,人工物への動作適用時に関節点の対応次第で人型以外の形状の人工物への応用も可能となる.