FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
H-021
HLAC特徴を用いた暴力シーンリアルタイム検出
千田恭平・菊池拓磨・伊藤慶明・小嶋和徳(岩手県大)
近年、AKB握手会傷害事件といった監視カメラの重要性が問われる事件が多発している。監視カメラからの映像を人の目によって、リアルタイムで監視するには負担が大きい。また、事件発生後に監視カメラの映像を一から確認するにも、時間がかかり人の負担が大きくなることが予想される。そこで、本研究では暴力事件発生後迅速に対応できるよう、監視カメラからリアルタイムの暴力シーン検出を提案する。ここでは、暴力シーンをパンチとキックと定義する。リアルタイムで処理を行うため、背景差分によって得られた動領域が人かどうかReal AdaBoostにより判定する。得られた人領域についてHLAC特徴を用いてSVMにより、暴力シーンを検出する。