FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
H-011
カメラアレイから得たエッジ強度画像群の合成による三次元空間エッジ抽出法
桑原 崇・荒井秀一(東京都市大)
シーン理解分野の領域抽出でよく用いられるRGB-Dに基づいた分節手法は、画像に奥行き情報をマッピングするが,領域境界部分の奥行き情報を十分に取得できていない.そこで我々は、カメラアレイから得られた多視点画像を用いてLight Field Rendering法の奥行き毎に被写界深度の浅い焦点画像群を合成しDepth from Focus法を行うことで,画像に対して直接的な奥行き推定の手法を提案してきた.
本稿では、エッジ強度のみを抽出した多視点画像群をもとにLFR法でエッジ存在確率を推定することで、三次元空間エッジセグメントを抽出する手法を提案する。