FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
H-004
印字画線の劣化程度を指標とした電子写真方式プリンタの固体識別
古川 猛(茨城県警)
本研究では、法科学の分野で犯罪捜査のため、ストーカー等による脅迫文中の電子写真方式プリンタにより印刷された文字から犯罪に使用されたプリンタを固体識別する新たな手法を提案する。手法は、電子写真方式のプリンタの使用頻度の差により、印刷文字の品質が影響される現象に着目し、印刷文字の輪郭線の品質を定量化することで指標を得た上、プリンタの固体識別を行う。