
抄録
G-010
スマートフォンを用いた涙液量測定のフィージビリティスタディ
○岡崎善朗・武長龍樹・三宅 琢(東大)・大久保俊之(立川相互病院)・巖淵 守(東大)
ドライアイは現代病の一つとして年々増加傾向にある。現在、ドライアイの診断においては、眼科医が診察室において専用機器を用いて涙液量の測定を行っている。しかし涙液量は外部環境により変化するため、診察室のみの測定では不十分である。そこで本稿では、場所や時間を問わず患者自身が簡便に涙液量を測定することを目的として、スマートフォンを用いた涙液量の新しい測定法を提案する。