FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
G-008
超解像手法の適用によるレントゲン画像の高精細化とその応用
清水雅人・苅谷英俊・後藤富朗・平野 智・桜井 優(名工大)・舟橋康治(名大)
超解像手法はテレビ、航空画像、医用画像のような様々な家庭用電化製品に用いられている。医用画像、特に X 線画像は、患者が受ける放射線量を考慮しなければならないため解像度が低くノイズが多く含まれている。本稿では、X 線画像に適した新たな超解像手法とそれによって得られる高解像度画像を用いた関節リウマチの進行状況を測定するアルゴリズムを提案する。実験結果より、本稿で提案した超解像手法によって解像度を高めることができ、測定アルゴリズムが関節リウマチの進行状況を評価するために有効であることを示す。