FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
G-001
くも膜下出血モデル動物に関する行動評価指標の検討
中村和浩・武藤達士(秋田県立脳血管研究センター/東北大)・佐々木一益・瀧 靖之(東北大)・石川達哉(秋田県立脳血管研究センター)
実験動物の行動をビデオカメラで撮影し、その行動量を評価する手法が広く利用されており、活動量や旋回運動の頻度、移動速度などいくつかの指標が提案されている。こうした複数の行動評価指標のうち、くも膜下出血(SAH)モデル動物の重症度を評価するために有効な指標を検討した。SAHモデルの重症度は、と殺後の脳底動脈の出血を目視することにより分類し、この重症度とビデオカメラ撮影から得られた複数の行動指標との関係を検討したところ、簡便な方法で得られる活動量の評価により重症度が判別できると考えられた。