
抄録
F-030
デジタル危険予知訓練システム開発のための回答文の正否判定システムの開発
○箕輪弘嗣(岡山商科大)・藤本宏美(岡山県大)・竹内孔一(岡山大)
事故防止の取り組みとして,現場では4R法を使った危険予知訓練がなされている.4R法はイラスト内の危険及び改善策を見つけ出す訓練法である.4R法の問題は,教示者が居なければ4R法は実施できないため,自由に一人で学習できない問題がある.そこで,教示者が居なくても時間や場所を問わず,一人で自発的に学習できる危険予知訓練システムの開発を目指している.
本発表では,危険予知訓練システムにおいて核となる作業員の回答の正否判定システムをSupport Vector Machineを使って構築・評価した結果について報告する.