
抄録
F-012
小売店の内側エリアにおける顧客の行動パターンと購買額に関する分析
◎大畑善裕・大野麻子・山崎高弘・常盤欣一朗(阪産大)
顧客動線の特徴として,販売エリアの内側における顧客の行動が購買額に強く影響することが知られている.本研究では,内側エリアにおける行動を``回遊数",``回遊長"という指標により定量的に表現し,行動パターンの違いをもとに高額顧客と低額顧客の分類を行うモデルの構築を目指している.本稿ではエリア訪問順序や共起といった時系列性を有する指標を新たに定義し,これらを用いた分析および,モデルの構築を行う.