FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
F-005
最尤推定による回遊行動モデリング
鈴木優伽・斉藤和巳(静岡県大)・風間一洋(和歌山大)
本研究では,観光地等における回遊者の将来行動を妥当な精度で予測可能な回遊行動モデルの確立と,その有効性の評価を基本課題とする.具体的には,回遊者の行動履歴や観光地間の距離と人気度などの属性に対するパラメータを取り入れた回遊行動モデルを構築し,機械学習アプローチを用いて,回遊者の行動分析やモデルの有効性の評価を行っていてく.本研究における回遊行動モデルを用いることで,より回遊者のニーズにそった観光戦略の立案や,観光情報推薦技術の性能向上が見込まれ、サービス工学や機械学習等の技術や知見を融合した研究として,情報処理的貢献が見込まれる.