FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
D-029
位置・方向情報付写真群を用いたData storytellingに向けたStoryline構成手法
相楽翔太・藤田秀之・大森 匡・新谷隆彦(電通大)
近年,スマートフォンなどによって生成された空間データが大量に流通している.他方で,蓄積されたデータを閲覧するためのインタフェースとして,提示すべき要素と,それらを提示する順序を決定し,各要素に順番にフォーカスしながら提示する形式の情報提示手法が,さまざまなデータに対して検討され始めており,特に大量のデータを閲覧する際に有効であると考えられる.本研究では,空間データに対する情報提示順序を,内容の連続性や地理空間的な連続性などを考慮したストーリーラインとして検討する.具体的には,撮影位置に加え,撮影方向情報を持つ写真データを対象に,視覚的連続性を考慮したストーリーラインを計算する手法を提案する.