FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
D-023
昔の住所を持つ人物の地図上への表示
張  鋼・村上晴美(大阪市大)
 本研究は,過去から現在にいたる人物にアクセスするための地図インタフェースの開発を目的とする.戸籍等の文書に含まれる情報から人物の過去及び現在の位置情報の取得を目指すが,記載された所在地の情報は,表記にゆれがある,地番と住居表示が混在している,現在は存在しない住所が記載されている,等の問題がある.本研究では,所在地の文字列を入力として,Web上の情報,郵便番号データ,位置参照情報ダウンロードサービスを利用して,現住所に変換する手法を提案する.得られた現住所をGoogle Geocodingにかけて位置座標を取得する.大正から現在にいたる親族を地図上に表示するシステムを試作した.