
抄録
B-027
受け入れテスト駆動開発による実行可能な仕様に関する検証結果
○張 嵐・藤井 拓・木村めぐみ(オージス総研)
アジャイル開発の普及に伴い、受け入れテスト駆動開発(A-TDD)はテスト駆動開発や継続的インテグレーションなどと同様に、品質保証するための重要な技術プラクティスのひとつとして注目されている。しかし、A-TDDの適用の難しさ、及び導入、開発、メインテナンスのための高いコストはA-TDD普及の障害となっている。
本研究では4件の実プロジェクトにおいてA-TDDを適用し、実行可能な仕様へ試み、その結果の測定と考察を行った。本論文では、この概要を述べると共に、A-TDDの難しさやコストの低減に貢献するプラクティスをまとめる。