抄録

○野口孝文（釧路高専）

初心者がプログラミングを学ぶとき，言語に関する知識ばかりでなく開発環境に関する知識等多様な知識が必要なため難しい．我々の学習環境は，学習者の負担を軽減するために，図を表示したり移動したりする機能をオブジェクト部品で与えることで学習者の負担を軽減している．そこでは，1つのオブジェクト部品に対しプログラムを記述した１つの手続き部品を対応させ，これを部品としてさらに他の部品と組み合わせ用いている．その結果，プログラムに用いたオブジェクトの種類と数に特徴がある，逆にこの特徴を基にプログラムを分類できると考えている．