抄録

○柏倉俊樹・三宮千尋・田中雄介・栗原慶典・那和一成（トヨタIT開発センター）

種々のセンサから取得される時系列の運転挙動データを使って運転行動を解析する技術は、先進運転支援システム(ADAS)を実現するための重要な技術である。本論文では、Bag of Systems(BoS)を用いて運転行動を幾つかの類型に分類する手法を提案する。提案手法により、複数の異なる信号系列によって表される運転行動を適切な時間窓で解析し、意味のある類型に分類できることが判明した。