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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム HOME 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
イベント企画
イノベーションを生み出すビジネスモデルに直結した情報システムを構築するには
9月4日(木) 15:30-17:30
第3イベント会場(3A棟4F 3A403)
【セッション概要】 新しいビジネスモデルによってイノベーションが生み出され、事業の業績や成長がそのビジネスモデルに左右される時代になってきた。ビジネスモデルを実現するためには、情報システムの迅速な構築がポイントである。本セッションでは、ビジネスモデルに直結した情報システムを構築する技術について議論する。講演では、ビジネスモデルの最新動向を概観し、具体的なビジネスモデルを紹介する。これを受けてパネル討論では、ビジネスモデルと情報システムの両面から、ビジネス要件定義手法やビジネスモデルの分析・可視化技術、ビジネスモデルを実現する情報システムのモデリング技術などについて議論する。情報系研究者はもちろん、経営者、CIO、情報システムの実務家にぜひ聞いて欲しい内容。
司会:須栗 裕樹(宮城大学 事業構想学部 デザイン情報学科 教授)
【略歴】 2004年岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科博士後期課程修了。博士(ソフトウェア情報学)。コンピューターメーカー、ソフトハウス等勤務を経て2009年より現職。電子情報通信学会 情報・システムソサエティ ソフトウェアインタプライズモデリング研究専門委員会委員長。
15:30-16:00 講演 ビジネスモデルの最新動向とプラットフォームビジネス
浜屋 敏(富士通総研 研究主幹)
【概要】 携帯端末や新しい通信技術、センサーなどの普及によって、インターネット業界にとどまらずに、「モルタル型」と言われた従来型の産業においても新しいビジネスモデルが次々と生まれている。本講演では、新しいビジネスモデルをプラットフォームビジネスなどのいくつかのパターンに分類し、具体的な事例を紹介する。また、ビジネスモデルの核になる価値命題(顧客価値)のポイントを説明し、コトづくり、エコシステム、共創といったキーワードを提示する。
【略歴】 株式会社富士通総研経済研究所 研究主幹。1986年京都大学法学部卒業。同年、富士通株式会社に入社後、富士通システム総研(現在の富士通総研)に出向。1993年、米ロチェスター大学ビジネススクール卒業。MBA。専門は経営情報システム論。
16:00-17:30 パネル討論
パネリスト:浜屋 敏(富士通総研 研究主幹)
【略歴】 株式会社富士通総研経済研究所 研究主幹。1986年京都大学法学部卒業。同年、富士通株式会社に入社後、富士通システム総研(現在の富士通総研)に出向。1993年、米ロチェスター大学ビジネススクール卒業。MBA。専門は経営情報システム論。
パネリスト:片岡 信弘(元東海大学 教授)
【略歴】 1968年大阪大学大学院工学研究科卒業、三菱電機入社。1992年ソフトウェア生産性技術センター長。1994年情報システム技術センター技術部長。全社のソフトウェア生産性向上およびERP導入を推進。2000年-2011年東海大学教授。ビジネスモデル/ビジネスメソッド記述方式、ビジネスプロセスモデリングの研究に従事。電子情報通信学会ソフトウェアインタプライズモデリング研究専門委員委員会元委員長。電子情報通信学会フォロー。博士(情報科学)
パネリスト:児玉 公信(情報システム総研 取締役副社長)
【略歴】 東京都立大学(心理学専攻)卒業。石油元売り、大学受託研究員、鉄鋼系情報子会社を経て、現在、(株)情報システム総研取締役副社長/モデラー。技術士(情報工学部門)。博士(情報学)。ドメインモデリングとシステム思考に基づき、いくつかの基幹情報システム再構築プロジェクトを情報システムアーキテクトとして主導。学習院大学ほかで非常勤講師。情報処理学会技術士委員会委員長、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員。