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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
RD-001
遷移先節点に着目したダブル配列構造による探索の高速化の提案
村山智也・望月久稔(大阪教育大)
高速な探索手法としてダブル配列がある.
ダブル配列構造は,探索にかかる時間計算量はキー長に依存し,データ件数に依存せず,
登録するキーの順序によってメモリ上の節点の配置が異なる.
本稿は,節点の配置が異なったダブル配列構造の探索時間に着目し,探索を高速化するダブル配列の構造を提案する.
同じキー集合を登録していても探索時間が異なる.
構造を評価する指標として遷移距離を定義し,提案する構造へ変換するアルゴリズムを示す.
提案する構造への変換により探索時間を約16〜17%短縮した.