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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
RC-003
社会インフラ監視用途のための分散データストレージ設計
小林 大・三宅弘士・上村純平・山川 聡・石川健一郎・長谷部賀洋(NEC)
社会インフラの劣化状況診断や異常監視のため,何十万ものセンサー装置を設置し,無線を利用し高頻度かつリアルタイムにデータをセンターに集約して高度な解析処理を行う社会インフラ監視システムが実現されようとしている.このようなセンサーが生成する数十から数百バイトの小サイズの大量データを格納し,解析処理や可視化システムに即座に提供するデータストレージには,OPS(Operations per second)性能が求められる.本稿では,我々は社会インフラ監視用途に特化し我々はStagedストレージ設計を採用したインメモリデータストレージについて提案する.提案するStagedストレージ設計に基づくプロトタイプシステムをInfiniBandで結合したLinuxクラスタ上に実装した結果,従来技術で200台以上の計算機を有するOPS性能をわずか8台で実現可能であることを示した.