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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
O-020
仮想化システム向け統合プラットフォームにおけるディザスタリカバリ設定簡単化方式
永見明久・寺山充実・坂田匡通(日立)
近年仮想化が進む企業情報システムにおいては、高可用で高信頼、かつ運用管理の容易な仮想化プラットフォームが求められており、ディザスタリカバリ(DR)も重要な要件の一つである。DR環境の構築において、ストレージ装置の設定は、操作難易度が高いため、ストレージ管理者が実施する必要があり、管理者間の調整などによる管理工数が大きいという課題があった。本稿では、仮想環境管理者向けの統合プラットフォームにおけるDR設定方式として、仮想環境の情報に基づいたDR設定、ベストプラクティスに基づく定型処理の自動化を提案する。本方式により、設定を容易化し、仮想サーバ管理者によるDR設定を可能にすることで、運用工数の削減を実現する。