
抄録
N-008
同一ゲーム特性における学習期間が及ぼす教育効果の検証
◎初谷拓郎・杉本拓也・伊與田光宏(千葉工大)
情報科社会の進展により、情報と教育の融合が顕著に進んでいる。近年ではタブレットPCを教育現場で活用する動きが強まっており、実際に佐賀県ではタブレットを今年度の高等学校新入生に導入している。
そこで、教育効果を得るためにはどのようなゲーミフィケーションが学習を活性化させるのかを検証する。
先行研究ではパズルゲーム形式のゲーム特性を実現し、3日間の学習期間を設けることで計算能力の向上が見られた。
本研究ではさらに長い学習期間を設けることで、同一のゲーム特性において、学習期間の違いが教育効果にどのような影響を生じさせるのかを検証した。