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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
M-023
天井照明の光度制御を用いた通信手法の検討
長光翔一・間 博人・奥西亮賀・村上広記・三木光範(同志社大)
無線通信を用いてセンサノードとデータ通信を行うことで,センサノード間の時刻同期やセンサノードの位置情報の検出等が可能となる.しかし,無線通信を行うと消費電力が増加するため利用には制約がある.また,屋内での通信手法として可視光通信があるが,可視光通信では変調器等の機器が必要となるため,時刻情報や位置情報などの情報量の小さなデータを扱う際に費用対効果が小さい.そこで,一般的な照明および照度センサを用いて,無線通信を行わないデータ通信手法を提案する.本研究では,外光のない環境において,人が感知できない範囲で照度変化を連続的に発生させ,照度センサにデータを送信するデータ通信手法の基本的検討を行う.