
抄録
L-026
サイバー・セキュリティ教育を目的としたシリアスゲームの構築法の提案
◎伊藤達哉・古市昌一(日大)
IT技術の進化とともにサイバー空間における脅威も日々進化し続けている。コストパフォーマンスの関係から、国家間の戦争がサイバー空間へと変わってきている。しかしサイバー空間を守るための人材が不足している。それらの対策として、従来はCTF(Capture The Flag)と呼ばれるセキュリティの技術を競うための大会を開催することで情報セキュリティの人材育成を行っていた。しかしCTFに出場するためには、一定水準の技術力を身につけていなければならないという欠点がある。
そこで本研究では、アドベンチャーゲームと仮想環境を用いてセキュリティ技術の学習支援を行うシリアスゲームの構築方法を提案する。