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抄録
L-022
multiple-ESA法のIDSへの適用可能性に関する検討
岡 大貴・今泉貴史(千葉大)
ネットワークが広く使われるようになるにつれて、ネットワークを介した脅威も増加し、対策としてIDSやIPSが広く用いられている。しかし、トラフィックの増加に伴い、IDSなどで行うパターンマッチの負荷が問題となってきている。
本稿では、パターンマッチに用いるパターンに制約を加え、更に、パターンマッチの際に少量の誤りを許容することにより、必要とするメモリ空間を抑え、高速にパターンマッチを実行するアルゴリズム:multiple-ESA法のIDSへの適用可能性について調査する。このアルゴリズムを用いることで、誤りが許容範囲に収まればIDSなどをより広帯域のネットワークへ適用することが可能となる。