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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
L-004
データ間の関連性を基にしたトラフィックスパイクの波及に対する予防手法の提案
尾上裕太郎・王 家宏・児玉英一郎・高田豊雄(岩手県大)
近年,AmazonDynamoやIIJ GIOなどシステムにサーバの追加,削除するだけで必要に応じた性能の最適化が可能な動的な分散ストレージサービスが登場してきた.しかし,そのような分散ストレージシステムを用いた場合でも急激なアクセス増加によりシステムの応答性が低下してしまう可能性が指摘されている.そこで,本研究では関連性という尺度を用いアクセスの集中が発生するデータを予測し,そのデータに対するレプリカを別のサーバに配置することにより,アクセスを分散させ,システムの性能を改善する手法を提案する.