抄録

◎桧室和馬・下川俊彦・神屋郁子（九産大）

九州産業大学情報科学部の講義記録システムでは、学部専任教員の講義を全て収録している。学生や教員は、この収録された講義を自由に学内から自由に試聴することができる。教員から、利用状況を見て自分の講義がどう学習に使われているか知りたいという要望があった。しかし利用状況を把握するシステムはなかった。そこで本研究では利用状況把握の支援を目的としてアクセス状況解析システムを開発した。
本システムはアクセス数、アクセス場所、視聴された時間、動画視聴時間を解析し、表とグラフで表示する。視聴された年月日時間帯別、講義別、場所別のアクセス数や、指定した条件に合った講義の視聴時間や場所を把握できる。