抄録

◎松本　崚・板戸陽子・Phuong Dinh Thi Dong・梶原祐輔・島川博光（立命館大）

プログラミングの学習において、学習者はどの段階まで学べばそれを習得したと呼べるのかが判断できず、
自らの達成度を把握するのが非常に困難な状況にある。

本研究では、プログラミング学習における学習項目を郡・項目・細目に分解し、学習到達度を細かく認定する。
認定するに当たり、演習での課題と細目を関連付け、課題を解く事で達成できる項目が分かりやすくなる。逆に到達できていない項目についても分かりやすくなり、次の学習へ生かせる事ができる。

この手法では細分化された項目ごとにバッジによる認定を行うため、課題を解くごとに達成感を得ることが出来、次の学習への意欲に繋げることが出来ると考えられる。