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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
J-006
Kinectセンサーと拡張現実を用いた胸骨圧迫の姿勢学習アプリケーションの開発
渡邊宏尚・土田 栞(釧路公大)・佐々木富子・宮尾スミエ(釧路孝仁会看護専門学校)・皆月昭則(釧路公大)
心肺停止の傷病者の応急手当をする際、AEDの準備に要する時間を考慮すると胸骨圧迫手法は最重要であり、またAEDが設置されていない環境では、心肺蘇生法(CPR)の効果を最大限にするための唯一の術である。CPRの概要や方法論は講習等で社会に周知されていても、胸骨圧迫手法の実践的かつ学習の評価はされていない。よって胸骨圧迫時の姿勢の学習支援システムが重要であり、特に、圧迫する際の腕が伸展位になるような実践的学習を実現させることが本研究の目的である。伸展位と屈曲位の変位を検出するためのセンサーカメラとしてKinect for Windowsを用い、圧迫加重を検出するためバランスWiiボードを用い、拡張現実機能を実装したアプリケーションとして公開検証した。