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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
I-027
局所勾配特徴量を用いた適応的画像補間方式
川崎政吾(筑波大)
デジタル画像の解像度変換の原画像の画素値の補間によって実現される.従来の画像補間の0補間品質低下の要因としてエッジ付近にジャギーノイズが発生しやすい事が挙げられる.先行研究においてエッジ付近にのみ斜交補間カーネルを用いて補間を行うことにより,補間の客観的品質が改善されることが知られているが,斜交補間カーネルを用いる領域の抽出法について考察が十分されておらず,閾値設定により補間品質が変化しやすい欠点が存在した.本研究では斜交補間カーネルが有効である領域の抽出方法にCannyエッジ検出器を用いることを提案した.その結果,閾値の変化によって補間品質が変化しづらくなり,客観的な補間品質も向上した.