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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
I-025
時空間解像度変換による超高精細映像のリアルタイム符号化
三須俊枝・松尾康孝・岩村俊輔・境田慎一(NHK)
超高精細映像の高効率映像符号化を目指し、従来型映像符号化と解像度変換を組み合わせた映像伝送システムを開発している。本システムでは、映像の空間解像度とフレームレートを削減して従来型符号化の圧縮率を緩和し、画質劣化を防ぐ。受信側では復号映像を受像機解像度に合わせて復元する。単一/複数フレーム超解像とフレーム内挿を統合した独自の画像復元技術により高画質なアップコンバードを実現する。今回、解像度削減・復元、および復元パラメータ最適化を実装した時空間解像度変換装置を開発し、HEVC/H.265符号化器との組み合わせにより最大4K120P映像の実時間符号化を実現したので、実装法と実験結果について報告する。