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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
I-023
単一画像を用いた再構成型超解像法の一考察
佐渡山史矢・荻野 正・山田親稔(沖縄高専)
高解像度化処理は最も一般的な画像処理の1つであるといえ,様々なデバイスに実装されている.高解像度化処理にはこれまで補間法が用いられてきたが,補間法を用いた場合,高周波成分が生成されずにボケ,エッジ部にジャギーやリンギングなどのアーティファクトが目立ってしまう.そこで,近年補間法に代わる手法として,超解像技術が注目されている.超解像法の代表的なものとして,再構成型・学習型の超解像法が挙げられる.再構成型には拡大倍率を大きくとれないという欠点が,学習型には汎用性が低いという欠点が存在している.本研究では,唯1枚の画像から,高拡大倍率を許容し,アーティファクトを抑えた超解像法の実現を目的としている.