
抄録
I-001
フリーハンドによる図形作成システムの開発
◎赤松克馬・中間翔大・小堀研一(大阪工大)
資料を作成する際,文字に加え図や表を用いることで情報をより視覚的に伝えることができる.一般に,図形を作成する際は,線分や曲線,基本図形などを組み合わせることで行っている.しかし,この方法では,ツール選択と描画を繰り返し行う手間や,形状によっては作成が困難な場合がある.そこで本研究では,図形が様々な曲線から構成されることに着目し,フリーハンドで描いた入力図形からユーザが意図した曲線を推測することで,形状を作成する.提案手法では,フリーハンドによる入力図形を線分や曲線,円などの7種類の基本曲線に認識し,周囲の基本曲線と調和のとれた配置に補正する.