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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
F-004
マルチエージェントシミュレーションを用いた店員の最適配置の求解
織田憲二郎・西村栄毅・芳賀博英(同志社大)
経営シミュレーションを行う最も重要な目的として最大利益の追求があげられる.しかし,既存技法は人間的なファクタを考慮していなかった.また,それらのファクタの表現は事実上不可能であり,それらを支配する法則の数式化は困難であった.そこで,本稿ではMAS(Multi-Agent Simulation)という手法を提案する.本稿では飲食店の経営シミュレーションに着目した.飲食店では店員と客という2種のエージェントが存在する.そこで,キッチン・ホール・客という3種の異なったエージェントを作成・自律行動させ,店員の人数の変化による利益の変化をシミュレーションした.つまり,本稿はMASを用いることで,利益が最大となる店員の人数の最適解を求解するものである.