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FIT2014 第13回情報科学技術フォーラム 開催日:2014年9月3日(水)~5日(金) 会場:筑波大学筑波キャンパス 一般社団法人電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ 一般社団法人電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 一般社団法人情報処理学会 筑波大学
抄録
D-018
クローラ型Web検索エンジンを利用したSPARQL Endpoint発見手法
瀬尾崇一郎・阪口哲男(筑波大)
近年,Webを通じたデータの公開・共有を目指すオープンデータの動きが盛んになってきており,Linked Open Data(以下,LOD)と呼ばれる公開方式がW3Cによって推奨されている.このLODにおいてはデータ公開に伴ってSPARQL Endpointと呼ばれるWeb APIが用意されることが多く,オープンデータの重要な利用手段となっている.
現在、LOD利用者がLODを発見し利用するためには、LOD公開者が自らのLODをデータカタログサイト等に登録し、その内容を更新する手間が必要である。本論文ではこのようなLOD公開者の登録作業に依存しない、クローラ型検索エンジンを用いたSPARQL Endpointの発見手法を提案し、その有効性について論じる