
抄録
A-022
グリフ作成を支援するドローツールの開発
◎石川凜太郎・三末和男・田中二郎(筑波大)
多変量データの可視化手法にグリフという手法がある.グリフは長さや面積といった属性にデータの変量が割り当てられた絵を組み合わせることで多変量データを表現する.これによりデータの特徴を直感的に読み取ることが可能になる.しかし,与えたデータに対して作成者の考える絵のルールが常に満たされるようなグリフを設計し作成する作業は手間がかかる.本研究の目的はこのグリフの作成,及び利用を容易にすることである.そのために絵のルールをドローツールのような感覚で絵を描く過程で与えることができ,さらにそうして作成したグリフのコードを生成するツールの開発を行った.