◎吉田拓也・島川博光・原田史子（立命館大）・近藤　司（ヤフー）

Webサイトでは膨大量の衣服が販売されており,その中から消費者が購入したいと思う衣服を探すのは困難である.そのため，消費者が購入したいと思う衣服を自動推薦することで，消費者の購買意欲を高めることが必要である.
本研究では，所持衣服の種類について，似かよった指標群を持つものに着目し，“消費者の嗜好に合致する”，“消費者が所持衣服にはない指標群を持つ”の2条件を満たす衣服を推薦する．
評価実験により，上記2条件を満たす衣服を推薦できれば推薦衣服の68%が購入につながること，40%の適合率で上記2条件を満す衣服を推薦できることがわかった.