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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
RK-001
グローバルフックを用いたプログラミング過程可視化システム
森田直樹(東海大)
本研究では,プログラミングのコーディングに関するすべての情報を蓄積するシステムを開発したので報告する.プログラミング演習において,受講者や教師を支援するシステムは,数多く存在する.先行研究では,ソースコードを編集する過程を取得するために専用のエディタが必要であった.そのため,変数の値を確認したりトレースをしたりすることができない.本研究で開発したシステムは,既存のソフトウエアに行う操作をOSのシステムメッセージを解析することにより取得する.これにより,専用のエディタを用いることなくソースコードの編集過程を蓄積できる.さらに,コンパイルや動作確認などのすべての過程を蓄積できる.