◎濵村朱里（和歌山大）・福島　拓（静岡大）・吉野　孝・江種伸之（和歌山大）

2011 年に発生した東日本大震災後，次の災害に備えたサービスの開発などが行われている．例えば，出先などの普段行かない場所では，避難所などの情報を把握していない場合が多く，このような場所で災害に遭遇すると，すぐに対処できない可能性が高い．さらに，普段使い慣れていないシステムを，災害時にいきなり利用することは困難である．そこで我々は，日常的に利用可能な災害時支援システムあかりマップの開発を 行っている．前回行った実験では，日常利用の支援が不十分であることが判明した．このことを受けて，今回，位置情報に基づいて避難支援情報を通知する機能 を作成し，実験とその考察を行う．