◎御崎　淳・成見　哲（電通大）

　国政選挙では候補者が多く、選挙公報、新聞では候補者1人あたりの情報が少ない。また、候補者のマニフェストやホームページは、その情報をどこまで信じていいかがわからない。時間のない有権者は候補者1人1人を吟味することができず、納得のいく投票ができない。そこで、国会議員の仕事のひとつである国会答弁から、候補者に関する情報を抽出し、有権者に提供する仕組みを考える。
　国会答弁の言語特徴量を抽出し、被験者にアンケートした候補者の答弁の印象や重要性との相関を調査する。また、被験者が選挙の投票で使えるような画面システムを考える。