情報処理学会ホームページ
FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
M-045
大規模顧客に対する配送経路問題の解法
加来佑一朗・内村圭一・上瀧 剛・大村悦彰(熊本大)
現在,日本国内においては,宅配便が増加し,経済のグローバル化に伴う国際物流が飛躍的に伸びているため,効率的な輸送が求められているのが現状である.そこで,最適な配車計画を立案する配車計画支援システムの導入が望まれていてる.これは配送経路問題(VRP)という問題を最適化することで実現できる.本稿ではVRPに対して列生成法と改良ヒューリスティックスを組合せた手法を提案している.VRPにおけるSolomonのベンチマークおよびGehring&hombergerのベンチマークを用いて,数百の顧客に対しての総走行距離の比較実験を行い、本手法の有効性を示している.