
抄録
M-018
ユーザ参加型センシングアプリにおいて計測者の人為的ミスを軽減する改良手法
◎重田航平(電機大)・青木俊介・劉 広文・瀬崎 薫(東大)・岩井将行(電機大)
我々は世田谷区という広範囲で実際にユーザ参加型センシングを行うプロジェクトの企画,実装,運用を行った.ユーザ参加型センシングにおいて,計測者の人為的ミスによってデータの欠損や重複が起きることがわかった.人為的ミスは大きく以下の4つに分類される.(1) 該当計測点を通過することすら忘却している.(2)同じ計測点で複数回計測している.(3)該当計測点で複数回誤計測している.(4)該当計測点を別の計測点として計測している.本論文では上記の人為的ミスを防ぐためのセンシングアプリの機能などについての考察を行う.