◎中田貴大・岩井将行（電機大）

近年の健康ブームや生活習慣病の予防に対する関心の高まりから日常行動の記録し，SNS上においてライフログをシェアすることが多く見受けられる．
ヘルスケアに特化した数多くのデータ習得用小型製品も低価格で購入することができる．しかし一方で，個人ごとに体力や身体能力，体調は異なるが，評価軸が歩数等で限定された場合には無理をしすぎてしまう弊害のおそれがあり，他人とライフログを比較した際に自身が思っていた運動量と差異があったりと不満を抱くことも考えられる．
本研究では歩行，運動状態，階段や坂道の昇降や勾配などがどの程度，心拍，脈拍に影響を与えているのかスマートフォンを含めたライフログから解析し，個人個人が無理せずに自己のペースで快適にライフログの取得と分析を行えるようにする指針を示す．