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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
K-061
高齢者見守りシステムによる認知症早期発見を目指した実証実験の開始報告(1) 〜実証実験の全体概要及び情報システムを利用した高齢者見守り〜
櫻井 優・坂本泰伸・松澤 茂・武田敦志・松本章代・柏葉俊輔(東北学院大)
現在、日本の高齢化率は年々増加している。加えて、高齢者の人口における認知症患者の割合が先進諸国の中でも高い値を示している。このような背景から、我々は情報システムによって高齢者のQOLの向上を目指した活動を進めており、その中でも特に情報システムを活用した高齢者の見守り活動を通じて認知症の早期発見を目指している。平成25年9月より長期実証実験実施を開始し、認知症の早期発見のためのデータを収集する。本講演では、長期実証実験の全体概要及び、情報システムを利用した高齢者見守りに関して報告する。