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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
K-058
独居高齢者見守りシステムに用いる行動モデルの提案
岩澤雄太・川澄正史・小山裕徳(電機大)
独居高齢者の増加により,生活を見守るサービスや研究が行われている.これらの多くは,設置したセンサで行動を監視し,設置場所ごとの異常を親族など外部へ通知するのみである.そこで,行動モデルを作成することで生活の流れを把握し,これらの変化から体調不良など独居高齢者の細かな異常を感知することで危機的状況の前兆を感知するなど,幅広い見守りを行うシステムを提案する.本稿では,行動監視実験を行うことで行動情報収集し,1時間毎に作成した固有行動モデルを用いて1日の行動予測を行う時間帯行動モデルを構築した.また,実際の行動結果と行動モデルの予測結果を比較することで構築した行動モデルの評価を行った.