◎古野和貴・長屋隆洋・川村　保・河村　圭（山口大）

高度情報化社会において，社会人また学生問わず公私でパソコンまたスマートフォンを使用し，情報を受発信する現在では，一人ひとりが適切な情報セキュリティの知識を身に付けて，安全な情報利用を図ることが重要である．また，組織の管理者は，構成員の情報セキュリティの理解度がどの程度であるかを把握することが必要とされる．このような背景から，日本ネットワークセキュリティ協会は，情報セキュリティ理解度の測定また向上を目的として，インターネット上で「情報セキュリティ理解度チェック」サイトを提供している．
本研究では，理解度チェックを利用して，情報系大学生の情報セキュリティ理解度を調査し，その傾向を分析した．