
抄録
I-043
陶磁器の3次元高精細テクスチャマッピングの一検討
○藤村 誠・吉野 祥(長崎大)
高価な陶磁器の鑑定では,その表面を拡大して精細な模様やキズなども含めて確認することがあるために,陶磁器の3次元オブジェクトでは高精細なテクスチャマッピングが必要となる.レーザースキャナによる3次元形状データに通常のCCDカメラで得た表面画像をテクスチャマッピングして得られた3次元オブジェクトでは,陶磁器表面の高精細な模様やキズを再現することは難しい.そこで,接写レンズを用いて撮影した接写画像を高精細テクスチャとして,通常のテクスチャに対応させることによる高精細なテクスチャマッピングを検討する.